板橋両親殺害:少年は「母親も殺すつもりだった」と供述

東京都板橋区の社員寮で起きた管理人夫妻殺害・ガス爆発事件で、殺人容疑で逮捕された長男で都立高校1年の少年(15)は、警視庁高島平署捜査本部の調べに「最初から母親も殺すつもりだった」と供述していることが分かった。少年は「午前8時ごろに父親を殺害した」と供述しており、室外にいた母親の帰りを待って数時間後に殺害したとみられる。母親に多数の傷があることなどから、捜査本部は、少年が母親に対しても強い殺意を持っていたとみて詳しい動機を追及する。

調べによると、少年は20日午前、母親が寮内で仕事をしている間に仮眠中の父親の頭を鉄アレイで殴るなどして殺害。母親が管理人室に戻るのを待ち、数時間後、母親が台所で昼食の用意をしている時に、後ろから包丁で刺したという。母親は父親が殺されているのに気付かなかったらしい。

約40カ所の刺し傷や切り傷を負った母親は激しく抵抗したとみられ、少年は手に軽傷を負った。少年はその後、自宅から数百メートルの薬局で包帯を購入して再度自宅に戻り、電熱器を使った発火装置を約4時間後にスイッチが入るようにセット。正午過ぎに自宅を出たという。その後、池袋で映画を鑑賞、温泉に入ろうと長野県軽井沢町群馬県草津町に向かった。

両親殺害後の行動が冷静だったことから、捜査本部は計画的な事件とみて調べている。

少年はこれまで、「父親に『お前はおれより頭が悪い』と言われた。土日や夏休みも寮の食事の用意や掃除でこき使われた。母親は仕事に忙しく、いつも『死にたい』と言っていた」と父親への恨みを供述していた。

場所が板橋ってのが、なんか身近に感じてしまってやだな〜…
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