サッカー:日本、ベナンと引き分け 世界ユース第2戦

 20歳以下によるサッカーの世界ユース選手権第5日は15日、オランダ・ケルクラーデなどで1次リーグ6試合を行い、A組の日本はベナンに1−1で引き分けた。日本は通算1分け1敗の勝ち点1で同組3位に浮上。決勝トーナメント進出を懸け、18日にオーストラリアと対戦する。

 日本は前半37分、ベナンのマイガに先制点を許したが、後半20分に途中出場のMF水野(千葉)がFKを直接決めて同点。その後は退場者を出した相手を攻めきれなかった。

 A組のもう1試合はオランダが3−0でオーストラリアに快勝、勝ち点6で同組1位が確定し1次リーグ突破が決まった。(オランダ・ケルクラーデ共同)

 ▽日本・大熊監督の話 高い位置に起点をつくれず、ボールを回せなかった。相手の球際の強さや足の長さは、未体験のものだった。次は勝ちしかない。果敢にいく。(共同)

 ◇日本、決勝トーナメント進出に正念場

 どこか物足りない試合だった。ピッチから引き揚げてくる日本の選手たちは、さえない表情をしていた。「勝てた試合。攻撃のバリエーションが出ていない」と、主将の兵藤は悔しそうだった。

 1点を先制されたが、水野が鮮やかな直接FKを決めて追いつく。さらに後半26分、ベナンはMFオルが退場。数的優位に立った日本が絶好の勝ち越し機を迎えた。

 しかし、攻撃はロングボール主体の一本調子。これでは平山は徹底マークされ、前線の起点は消されてしまう。FWからDFの距離も間延びし、ボールもスムーズに回せない。いたずらに時間が流れた。

 大熊監督は「後半の数的優位を考えれば、もう少しサイドを使いたかった」と言う。壮行試合を含め、ここ4試合の得点はすべてセットプレーから。サイドや中央のスペースを自在に使って守備を切り崩すシーンが乏しい。

 MF家長は「勝ちにいく姿勢、攻める気持ちが足りなかった」とも言った。勝利への強い意欲が、ピッチから感じられなかったのも寂しい。「次は勝つしかない。分かりやすくなっていい」とは平山。決勝トーナメント進出なるか、若き日本が正念場を迎えた。

昨日は見てましたけど、後半のラストのほうで寝てしまいましたw
ま、結果は1-1のドローでしたけど、内容では負けてたと思いますよ。相手がかなりスピードを活かしたカウンターとか高い位置でのプレスなど、あらゆる面で日本を圧倒してたと思います…
平山だのみな部分もかなりあったし、連携もイマイチでしたし、次にどう修正してくるかが見ものですね☆
(・∀・)