ビール券:サッポロ、1社だけ発行 累計販売枚数は急増

ビールメーカーで1社だけビール券の発行を続けているサッポロビールが、お中元シーズンを前に販売拡大を狙っている。アサヒビールなど大手3社は昨年末、そろって販売をやめ、存続が危ぶまれたが、サッポロの1月からの累計販売枚数は前年同期比2.7倍と急増している。贈り物としてビール券の人気が衰えていないためとみられる。

ビール券廃止は、ビールの希望小売価格制が廃止され、オープン価格になったことがきっかけ。「希望小売価格がなくなると、ビール券の値段も決められない」が理由だ。大手4社のビールと交換できる全国酒販協同組合連合会(全酒協)の「ビール共通券」を含め、年間販売枚数は1億9000万枚だったが、このうち1億2000万枚を占める3社が廃止した。

サッポロもオープン価格制にしたが、昨夏のアンケートで「8割がビール券存続を求めている」との結果が出た。このため、サッポロと全酒協は値段は従来のまま(大瓶2本券734円)、販売を続けた。

サッポロのビール券は5月は前年より3.25倍売れている。「ビール券がまだあることが認知されれば、もっと伸びるはず」とお中元シーズンが始まる6月下旬からは、首都圏と近畿圏の電車に広告を出す方針だ。

お酒といったらやっぱビールでしょうw
こりゃあ、M戸のビール魔人が黙ってはいないでしょうなぁww
( ̄▽ ̄;