男子サッカー:日本2−2で中国と分ける 東アジア選手権


サッカーの日本、中国、韓国、北朝鮮の4カ国代表が争う男子の東アジア選手権は3日、当地で日本−中国を行った。初戦の北朝鮮戦で敗れ、先発11人全員を入れ替えて臨んだ日本だが、昨年のアジアカップ決勝で破った中国に2ー2で引き分け、1分け1敗となって優勝への道が険しくなった。中国戦で勝ちを逃したのは、00年3月の親善試合(神戸ユニバ)で0−0で引き分けて以来。日本は7日に大邱で韓国と対戦する。

 ▽日本2−2中国▽ 

日本は、茂庭と田中達の代表初得点で辛うじて引き分けた。前半は圧倒的に攻めながら、足が止まった前半37分、逆襲から李金羽に頭で押し込まれた。高さで劣る日本は、その6分後にも左FKから張永海にヘディングシュートを決められた。日本は後半14分に阿部が直接狙ったFKのこぼれ球を茂庭が頭で押し込み、後半40分に田中達が左足からのミドルシュートをゴール右上に決めて同点にするのがやっと。不用意な前半の2失点が、最後まで響いた。

 【試合経過】

日本は早いパス回しとサイド攻撃を武器に、序盤から波状攻撃をかけた。前半12分、右ショートコーナーから駒野がアーリークロスを上げ、今野がヘディンスシュートを放ったがGKの真正面。17分にはゴール正面やや右から直接狙った阿部のFKは、右サイドネットの外側。27分には村井が低い左クロスをゴール前へ送るが、わずかに中の選手に合わなかった。劣勢の中国はカウンター狙いで、ラフプレーが目立った。

先制したのは中国。日本の攻撃に耐えると、逆襲に転じた前半37分、右クロスを李金羽が頭で押し込んだ。日本はマークしていた坪井が裏をとられ、追いかけられる形になってしまった。

中国は前半43分、駒野が与えた左FKから、張永海が頭でゴール左隅に決めてリードを広げた。前半は日本の0−2で終わった。

日本は後半13分に茂庭のヘッドで1点を返した。ゴール右の絶好の位置からのFKを阿部が壁越しに直接狙い、GKが弾いたこぼれ球を、猛烈な勢いで詰めた茂庭が押し込んだ。

日本は後半42分に田中達の代表初ゴールで同点に追いついた。こぼれ球を拾い、左足から豪快なミドルシュートをゴール右上に突き刺した。

逆転には至らず、日本は引き分けた。

 ▽日本・ジーコ監督 2点を先行されてから、自分たちの動きで追いついた。相手が引き気味だったので、なかなかこじ開けることはできなかった。選手は最後までよく戦ったと思う。引き分けでも、頑張りは評価できる。次は勝ちたい。

 ▽田中達 (同点弾は)うれしかったけど、まだ同点だったので、次という気持ちだった。もっと入れるチャンスがあったので、しっかり入れて勝ちたかった。組織的に攻め、守ることを考えてプレーした。

 ▽茂庭 中国は高さと速さがあって手ごわかった。でも、セットプレーはしっかりコミニュケーションをとって話していれば、解決できた失点だった。

見てましたけど、フレッシュさがあったけどやっぱりなんかモヤモヤした気持ちになりました…
前半はとにかくチャンスをモノに出来ずにいて、スタートダッシュかけすぎて少しバテたところで裏をかかれ失点でしたね…
後半は中国に疲れが見え始めたところでの得点でしたし、多少はリズムを取り戻せたかと思いますが、やはりスタミナ切れかプレスがイマイチだったし無意味な最終ラインでのパス回しも多くて、やっぱりイライラする展開でした…
とにかく茂庭も言ってるけど、コミュニケーションが足りないのが今の日本の欠点ですね。こうやって得点は出来るのだから、その精度を上げるにもコミュニケーションは大事になるはずですから、克服してほしいですね。でないとW杯本戦も勝てませんよ!!
でも俺としては、田中達也阿部勇樹は及第点の活躍でしたと思います。これからの次代を担ってくれると信じてます☆
(・∀・)b