ロンドン五輪:野球とソフト除外 日本、人気競技失う−−IOC総会、投票で決定

シンガポール石井朗生】国際オリンピック委員会(IOC)は8日、当地で開催中の総会で、12年ロンドン五輪の実施競技を決める投票を行い、現在行われている28競技のうち野球、ソフトボールが除外されることが決まった。日本スポーツ界にとってはメダル有望の人気競技を失い、大きな痛手となる。

投票はIOC委員が、現行の28競技について1競技ずつ、12年五輪での実施に賛成か否かを投票。その結果、野球などが存続に必要な過半数の賛成を得られなかった。

代わって新たに採用される競技には、ゴルフ、ラグビー(7人制)など5競技が候補に挙げられており、総会最終日の9日に決定する見込み。

五輪の実施競技については、IOCが02年の総会で、世界的な普及度やメディア注目度が低いことなどを理由に野球、ソフトボール近代五種の除外を提案。この時は議論が拙速だとして決定は先送りされた。その後、現行28競技に対象が広げられた。

あらら、野球とソフトが北京五輪を最後に消えてしまうのか…
日本にとってどちらも人気競技であるだけでなく、メダルを獲得できる可能性のある競技であるだけに、いろいろと痛手を負うのは間違いないですね…
『地域ごとに偏りがあるため』との理由ですが、そういうのを乗り越えてやるのがオリンピックの醍醐味みたいなのではないでしょうかね…
(´・ω・`)